お待たせしました。
今年1月に2日に渡って行われたBABYMETALの幕張公演を収めたライブアルバム。
そのDAY2の感想です。
レビュー
まずセトリですが、DAY1から全て変わっています。
以前東京ドーム公演で同じような手法が行われましたね、
このDAY1とDAY2を合わせると、3rdアルバム収録曲が全て披露されています。
しかもDAY1→DAY2にかけて、3rdアルバムの楽曲は全てアルバム収録順に演奏されています。
なので、DAY1は3rdのDisc1、DAY2は3rdのDisc2を披露して、そこに1stと2ndの楽曲が合間合間で入っていくって感じになっていますね。
そういうわけなので、DAY2は3rdのDisc2の1曲目「IN THE NAME OF」から始まります。
DAY1の「FUTURE METAL」からのスタートと比べると、さながらアングラな集会のような雰囲気です。
んでもって、ステージ上には早くも5人+神バンドという構成で登場しますが、既に前日のラストを知っていたら「今日も何かあるんだろうな」と当時参加された方々は容易に想像できたでしょうね。
そこからの「DISTORTION」で、会場内は一気に盛り上がります。
この曲はイントロの高揚感と、サビの掛け声による一体感とで、ほんとライブ向けの楽曲ですね。
その後の「PA PA YA !!」も既にすっかりお馴染みの楽曲。
あんまりメタルのライブでタオルを回す光景は馴染みないですが、この楽曲だけは別ですね。
この様子もすっかり定着しました。
(そして中盤のラップパート時のダンスがとってもかわいい)
そうやって続いてきた中で、ある意味このDAY2の最大の目玉と言えるのが、今回ライブでは初演奏となる「B×M×C」です。
この楽曲はオリジナルでもちょっと異質というか、これまでのBABYMETALの楽曲ではあまり見られなかった、ダークで無機質な楽曲です。
で、実際披露されてどうだったかとういうと・・・・
めちゃくちゃカッコ良かったです!
非常にスタイリッシュで無駄のない演出と相待って、かなりクールに仕上がっていました。
あんまりメタルっぽいカッコ良さでは無かったのですが、まぁBABYMETALってもともと正統派な路線とは明らかに違う道を突き進んでいますので、何をいまさらって感じです。
SU-METALの歌唱力にも驚きました。
一応要所要所でエフェクトはかかっていましたが、まさかライブであのフェイク(であってる?)をしっかりと歌い切るとは。
ただでさえ常人離れした表現力をもっていた彼女ですが、ここでまた一つワンランク上に上がった感じがします。
(ほんと化け物・・・)
その後は「シンコペーション」を挟んで、1stから「ヘドバンギャー!」。
曲中盤のブレイクダウンのパートにて、昔懐かしのガイコツさんが腕組んでドヤ顔で(と言っても表情見えんけど)こっちを見ているカットが一瞬映ったので何事かと思ったら、フロアに参入して観客を煽っていくという演出付き。
正直めっちゃ楽しそう・・・
会場でみんなが土下座する姿も恒例ですよねぇ。
さて、そのまま3rdのラスト「Arkadia」が終わったら、待ってましたと紙芝居が流れます。
で、最後の大目玉、5人揃ってのステージとなるわけですが、その楽曲はかなり久しぶりとなる「イジメ, ダメ, ゼッタイ」。
たしかLegend – S 以来でしょうか?
と言いますのも、ここ最近こう言ったクライマックスのメロディアスな楽曲は「Road of Resistance」か、「Arkadia」のどちらかに取って代われてしまった感がありました。
そんな中1stの、しかもこの楽曲ということで、最後の最後で原点回帰っていう感じがして歓喜回りますね。
そう言った感じで、DAY1、DAY2共に非常に楽しめました。
結局DOOMS DAYがどうなるのかはまだわかりませんが、早く次のステージが見てみたいです。
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地方会社員アラサーメタラー。仕事で溜まった鬱憤をメタルに費やしております。
給料は大体メタルの音源かライブ遠征費用に消えるので、なかなか貯金ができないことが目下の悩み。
その他の趣味はバイクとゲーム(主にFPS)。
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