ゲイリー・ホルトが「スレイヤーは完結した」と語っている件

いや、まぁ普通に考えてもそうなんだけどっていう話。

エクソダスのギタリストにて、かつハンネマン亡き後スレイヤーを支えたゲイリー・ホルトが、「俺にとってスレイヤーは完結した」と語ったとのこと。

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正直この記事を見たときの感想は、「何をいまさら」。


スレイヤーは去年の11月に綺麗にフィナーレを迎え、伝説となったのだ。
これで万が一復活となったとしたら、どのような形であれ蛇足となってしまうだろう。
伝説は伝説のままの方が美しいのだ。


ゲイリーは「(もし復帰するという話をするなら)”やろうぜ”というのは他のメンバーだ」ともいっている。
つまり、仮にスレイヤーが復活するにしても、そこにゲイリーの姿はない可能性が非常に高い。
しかしだからと言って、ゲイリー意外にじゃあ誰ができるのか?という問題が起こるが…



なお、個人的にはスレイヤーの復活自体、おそらく今後ないだろうと私は思っている。
スレイヤーのラストライブのすぐ後に、ケリーの嫁さんが「復活は絶対に有り得ない」と語っているというのもあるが、1番の問題はトム・アラヤの体調だ。


アラヤは割と割腹のいい体型をしているイメージ強いが、ラストの方だとかなり痩せていた。
公式ではアラヤの体調に関して一切アナウンスはされていないが、おそらくなんらかの不調があるのではないかと思われる。
そういった状況で、あんなエネルギッシュな楽曲を演奏するのは困難だということで、スレイヤーの歴史に幕を下ろしたのではないかと個人的には思っている。
(もちろんこれは個人的な推測だし、この思いが杞憂であれば一番いいのだが)



ただスレイヤーの楽曲が今後一切ライヴで聞けないのかというと、希望がないわけではない。
ケリーの新バンドだ。



ケリーは新バンドについて「スレイヤーではないが、スレイヤーみたいなバンド」ということを以前語っていた。
メインは新バンドの楽曲だとしても、ファンサービスに1〜2曲はスレイヤーの楽曲をライヴで演奏する可能性はある。
新バンドの音楽性も、スレイヤーから大きく離れることはおそらくないだろう。


何はともあれ、あの素晴らしい終わり方をしたバンドが、その輝かしい功績に泥を塗るようなことはしないだろうと信じている。

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