
この記事をご覧になっているということであれば、「ヘヴィメタル」というジャンルに少なからず興味があるということだと思います。
ただメタルって「○○メタル」みたいなサブジャンルがいっぱいあったり、「〜はメタルじゃねぇ!!」みたいな話もあったり、何よりバンド数がたくさんあって、せっかく興味が湧いても「いったい何から聴けばいいやら・・・」という方が多いのではないでしょうか?
そのため、「少しでもメタルに興味があるのならまずはこれだけ聴いてみて!」というのを10枚選んでみましたので、少しでも参考にしてみてください。
MASTER OF PUPPETS / METALLICA
METALLIC(メタリカ)はアメリカのスラッシュ・メタルバンド。
CD売り上げは2019年までに全世界で1億2000万枚にもなり、その人気はもはやメタル界だけに収まっていない、最も成功したメタルバンドの1つです。
「MASTER OF PUPPETS(邦題:メタルマスター)」はメタリカの3枚目のアルバムである。メタルとして勢いのありながらも、ドラマティックな展開、緩急の付け方、叙情的なフレーズなどで非常に人気があり、メタルを代表とする1枚。
好きや嫌いはあれどメタラーであれば「聴いたことはない」ということはありえない、それだけ影響力のある作品。
メタルを聞いたことがないという初心者の方ににはぜひともオススメしたい1枚。
REIGN IN BLOOD / SLAYER
SLAYER(スレイヤー)は先述のメタリカと同じ、アメリカ出身のスラッシュ・メタルバンド。
終始ザクザクと刻む攻撃的なリフを主体とし、またそのキャリアで音楽性をほとんど変化させなかったことから「帝王」とも呼ばれています。
本作はそのスレイヤーの3枚目のアルバム。
最大の特徴はその圧倒的なスピード。
全曲通して非常に速い曲ばかりで構成されており、オリジナルは全10曲であるにもかかわらず全曲再生しても30分を切ってしまう。
ひたすら攻撃的な楽曲が聴きたい人にオススメ。
THE NUMBER OF THE BEAST / IRON MAIDEN
IRON MAIDEN(アイアン・メイデン、通称メイデン)はイギリスのヘヴィメタルバンドで、NWOBHM(ニュー・ウェイブ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィ・メタル)という音楽ムーヴメントにて誕生したバンド。
比較的キャッチーでとっつきやすいが、それでいて「メタル・オペラ」とも形容されるドラマティックな展開の曲が多い。
本作「THE NUMBER OF THE BEAST(邦題:魔力の刻印)」は3枚目のアルバム(特に狙ったわけでは無いが、メタル界ではなぜか『3rdアルバムは名盤』となりやすい)。
全体的にメイデンらしい軽やかなフレーズで構成されているが、最後の曲「Hallowed Be Thy Name」の盛り上がりは必聴。
アイアン・メイデンとはどんなバンドか?というのが最もわかりやすい1枚。
FIREPOWER / JUDAS PRIEST
JUDAS PRIEST(ジューダス・プリースト、通称プリースト)はメイデン同様イギリス出身のヘヴィメタルバンド。
1970年代から今日に至るまで前線に立ち続け、特にボーカルのロブ・春フォードは「メタル・ゴッド」として崇められている。先述のメイデンよりも硬派で重厚な印象。本作は現時点で彼らの最新アルバム。
これまで紹介したアルバムはいずれも1980年代のアルバムでしたが、ではプリーストの過去作にこれらの肩を並べる作品がなかったのか?とんでもない。
「BRITISH STEEL」「SCREAMING FOR VENGEANCE」「PAINKILLER」など、他のバンドに負けていないどころか、むしろそれ以上に数々の名盤を世に送り出しています。
ではなぜプリーストのアルバムから本作を選んだかというと、ただ単純に「かっこいいから」です。
フレーズこそ伝統的なヘヴィメタルそのものであるが、サウンドはモダンな感じで、それでいて彼ららしさを殺していない程よい塩梅。
こういった大御所がこのような最新作を出すということがメタルというジャンルの魅力であることを教えてくれる1枚。
WAR ETERNAL / ARCH ENEMY
ARCH ENEMY(アーチ・エネミー)はスウェーデン出身のメロディック・デスメタルバンド。
このメロディック・デスメタル(通称メロデス)には他にも魅力的なバンドがたくさんいるが、おそらくそんな中もっともメロデスでポピュラーなバンドであろう。
本作はそんな彼らの9枚目のアルバム。北欧バンドらしい叙情性は確保しつつも、アグレッシブかつ冷酷さすら感じるリフを堪能できる。
HUMAN :‖: NATURE / NIGHTWISH
NIGHTWISH(ナイトウィッシュ)はフィンランド出身のシンフォニックメタルバンド。
そのフィンランドでは国民的な人気を誇っています。
本作はそんなナイトウィッシュの最新作。本作は2枚組となっており、1枚目がその「シンフォニックメタル」そのものであるが、2枚目はフルオーケストラの楽曲オンリーである。重厚なテーマとサウンド、まさにオペラのような荘厳かつドラマティックな演出と聴きどころ抜群。
ヘヴィメタルというジャンルの多様性を経験できる1枚です。
同バンドでは他にも「OCEANBORN」「ONCE」などが有名。
IMAGES AND WORDS / DREAM THEATER
「プログレッシブ・メタル」というジャンルにおける第一人者、DREAM THEATER(ドリーム・シアター)の代表作。
「メタル」となると、荒々しさ、冷酷さ、凶暴さなどが強調されている(と世間一般的には思われている)ジャンルだと思われがちですが、その独特の世界観と非常に複雑な曲展開を持ち味としています。
特に5曲目の「Metropolis – Part Ⅰ : “The Miracle and the Sleeper”」の引き込まれるような世界観は圧倒的。
PERIPHERY / PERIPHERY
アメリカ出身の次世代メタルバンド、PERIPHERY(ペリフェリー)のデビューアルバム。7弦ギターや8弦ギターを使い、非常にヘヴィなサウンドで複雑なリズムのリフを次々と繰り出す「ジェント」と呼ばれるジャンル。
本作はデビューアルバムでありながら楽曲の作り込みが半端なく、非常に高い音楽センスをまざまざと見せつけている。
IOWA / SLIPKNOT
その独特のマスク姿がトレードマークの猟奇趣味的激烈音楽集団、SLIPKNOT(スリップノット)の2ndアルバム。
様々なヘヴィメタルのジャンルを融合し、さらにはメタル以外のヒップホップやラップミュージックの要素を取り入れている。
デビュー後にアメリカや日本で圧倒的人気を獲得し、その独特な出立と音楽性から「メタルでは無い」という声も多かったが、今では数多くのメタルバンドが出演する「KNOTFEST」というフェスを主催するまでになっています。
本作は特に凶悪性が前面にでた作品であり、どちらかというとデスメタルやスラッシュメタルの影響を感じる楽曲が多いように思います。
ある意味ではもっとも「メタルらしい」アルバム。
SCREAM AIM FIRE / BULLET FOR MY VALENTINE
「メタルコア」と呼ばれる、ハードコアパンクとヘヴィメタルを融合させたジャンル。その代表的なバンド、BULLET FOR MY VALENTINE(ブレット・フォー・マイ・バレンタイン)の2ndアルバム。
スラッシュメタルを彷彿とさせるザクザクとしたリフ、エモーショナルながらどこか聴きやすいボーカル、キャッチーなメロディと同バンドのなかでも特に人気な1枚。
特にこのバンドは他にもメタルは聴いたことなくても、洋楽ロックなら聴いたことがある人ならかなりとっつきやすいと思うので、普段洋楽聴いている人にオススメ。
最後に
ここで紹介したものはそのバンドの特徴がよくわかるものを用意したつもりなので、ぜひとも一回は聴いてみて欲しいです。
多くはいわゆる「名盤」と言われ、歴史的に評価されてきたアルバムですが、そんな中「最新作」でも十分にかっこよいいアルバムもある。
「名盤から聴くか?」「最新作を聴くか?」というところはかなり難しい質問ですが、とりあえずジャケットやPVをみて「これは」と思った自分の直感を信じて買ってみて欲しい。

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地方会社員アラサーメタラー。仕事で溜まった鬱憤をメタルに費やしております。
給料は大体メタルの音源かライブ遠征費用に消えるので、なかなか貯金ができないことが目下の悩み。
その他の趣味はバイクとゲーム(主にFPS)。
コメント
本当に最近メタルにハマった者です。英語も全くわからないので純粋に音楽としてかっこよくて好き!という感じですが、この記事を読んでもっとメタルを深く理解したいと思いました!ありがとうございます。